プロフィール
名前: 福場将太 (ふくば・しょうた)
職業: 精神科医
持病: 網膜色素変性症
出身: 広島県呉市
ライフワーク: 音楽と文芸の創作
座右の銘: 「運命は変えられなくても、人生なら変えられる」
所属
経歴
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ツタカズラ時代
呉市立五番町小学校に在籍。
部活動ではゲームクラブ所属。トランペット鼓隊では中太鼓を担当。
絵本を作る、クラスメイトをモデルに漫画を描く、などの創作活動。
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アカシア時代
広島大学附属中・高等学校に在籍。
部活動ではマイクロワールド研究班、委員会では図書委員会、高校2年時の文化祭では実行委員会、高校3年時の体育祭では赤軍やぐらに所属。
自作の曲をバンドで演奏する、推理小説を書く、映画を撮る、パソコンゲームを作る、などの創作活動。
旧宇品線の痕跡を追う、比婆山でヒバゴンを探す、などの冒険活動。
嘉門タツオ氏のFMラジオ『爆裂スーパーファンタジー』に「快感な男」のペンネームで投稿、常連ハガキ職人となる。
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ヒポクラテス時代
上京して東京医科大学医学科に在籍。
部活動では音楽部と柔道部に所属。クラスでは卒業アルバム委員。
ライブハウス出演、CDや小説の自主制作、結婚式や戴帽式用楽曲の制作、ラジオドラマの制作、など創作活動の幅が広がる。
医学部5年時の眼科臨床実習にて、網膜色素変性症が判明。
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放浪時代
大学卒業後、一度医療の道から離れる。
法医学者で作家の西丸與一先生を訪問、音楽プロデューサーのフセマサオ氏が主催する野外イベント『DREAM LIVE』に出演、創英社出版の『音楽の詩 vol.2』に寄稿、インターネットラジオ局『funny-bone』のDJを担当、アサキミュージックのインディーズレーベルからCDを発売、JRPS(日本網膜色素変性症協会)の講演会に参加、など将来を模索。
嘉門タツオ氏のインターネットテレビ『ナリキン投稿天国』に再び「快感な男」のペンネームで投稿、ポイント獲得1位となり、嘉門氏のCDにも作詞が採用。
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すずらん時代
北海道に精神科医として着任。
視力低下が急速に進行し、32歳で失明。『視覚障害をもつ医療従事者の会 ゆいまーる』と出会い、勇気と知恵を与えられて就労継続。
近年の活動
2018年
11月、山梨県視覚障害者の横の会(網膜色素変性症患者会)に招かれ、自らの視覚障害を開示した初めての講演を登壇。これがきっかけとなり、目を患った人たちのメンタルケアについての講演・執筆活動を開始。
2019年
1月、当サイト『MICRO WORLD PRESENTS』を始動。
4月、点字新聞『点字毎日』にエッセイ「ゆいまーるのこころだより」の連載が開始、著者の一人として参加。
7月、神戸アイセンター内のビジョンパークを本拠地として視覚障害者支援の活動を展開する団体『公益社団法人 NEXT VISION』の理事就任。
2020年
3月、塚崎朝子氏の著書『患者になった名医たちの選択』(朝日新書)で取り上げていただく。
2021年
5月、京都府視覚障害者協会発行の書籍『見えない地球の暮らし方 -見えない・見えにくい人のリアルな日常レポート集-』に寄稿。
2022年
5月、精神科医療に携わるスタッフたちのエッセイ集『こころばかりの医療ですが』(柏艪舎)に著者の一人として参加。
12月、新宿区視覚・聴覚障害者交流コーナー10周年記念講演会にオンラインで登壇。
2023年
2月、ラジオ大阪の番組『話の目薬ミュージックソン』に初出演。
4月、書籍『障害のある人の欠格条項ってなんだろう? Q&A』(解放出版社)に寄稿。翌5月、同書籍の出版記念イベントで講演に登壇(Youtubeで動画が公開中)。
11月、京都ライトハウスで『メルマガ色鉛筆』10周年記念の弾き語り。また国際医療福祉大学大学院の東京赤坂キャンパスで公開講座『乃木坂スクール 前例を超える前例を創る』に登壇、五年間の講演活動の集大成。
2024年
3月、NHK北海道のテレビ番組『北海道道』で取り上げていただく。
6月、一般社団法人 日本医学教育学会の学会誌に論文『インクルーシブ教育と医学部シンドローム』が掲載。
9月、第32回視覚障害リハビリテーション研究発表大会 余暇活動分科会にてレクリエーション『あなたも名探偵 音声だけで推理せよ』を開催。
10月、初の著書『目の見えない精神科医が、見えなくなって分かったこと』(サンマーク出版)が発刊。
そして現在も、支援者として日々の仕事に当たりながら、当事者としてたくさん助けてもらって生活しながら、相変わらず表現者として創作活動もやめられない日々でございます。